晴暦3099年、シュラク・ら・うっう~♪
晴暦3099年4月。

・・・。

♪うっう~♪うっう、うっう~♪

・・・。

♪つ~ば~め、つ~ば~めっ♪

・・・。

「あの子はいいのですか?」

・・・。

「先を急ぎましょう。」

・・・。

♪つ~ば~め、つ~ば~めっ♪

・・・。

♪あたしを置いていくなっ♪つ~ば~めっ♪

・・・。

♪うっう~♪うっう、うっう~♪

・・・。

「シュラク!さっさと来なさい!」
・・・。

♪へ~い、へ~いっ♪へへい、へいっ♪

・・・。

「お気になさらず。あの子も、物騒です。お早く。」
・・・。

ツバメと一緒に来ていたのは「シュラク」と呼ばれた。太楽のラ帝のシュラク。

なぜ、「ラ」なのかは、よくわからない。