晴暦3099年、サワ野支店のモモ店長
晴暦3099年4月1日。

太楽の海花のウララです。

ここはスーリア国の西の国境のある町「サワ野」。

この町の外れに、国際図書館「白の塔」があったりする。

・・・。

「ばっちゃ!ばっちゃ!」、?、隣のサワ野支店から声が聞こえました。

「白の塔行くって、聞こえていたわよ!」

「?、あんたたち、海花やん。」

こんにちわです。

こんにちわです。

こんにちわです。

・・・。

「で、ばっちゃ!」

「白の塔、行くのなら、アーサとフーカを呼び戻してきて!」

なんで?

「あの子ら、朝から白の塔に行って、帰ってこないの!」

ごはん、食べてるんじゃない?

「あの白の塔よ!」

「きっと、ろくな目に会わされていないのよ!」

(それは正解でした。)

「アーサのバカ、害虫駆除刀持っていったのよ! 嫌がるフーカを引きずって・・・。」

ふむ。

ここは、あたしの出番ね。

「だから!そう言っているじゃないの!!」

「さっさと、おかもちに焼きプリン入れて、行って様子見てきて!!」

了解!

・・・。

急かしないこの方は、太楽の利帝のモモ。タオさんのお孫さんでサワ野支店の支店長さんです。

・・・孫?

タオさん・・・何歳?

もしかして・・・。

ハオばあちゃんと同じくらい?

ということは、百超えてるんじゃ?