晴暦3099年、刀狩の剣聖バビーン
晴暦3099年4月2日。
ここはスーリア国の東端の港町「サン海花町」。
今、ここにある太楽の支店の中庭にある者がいた。番犬のゴマメがじゃれている。
・・・。
「ねえ?バビーンさん?」、あたし、ハオは聞いた。
はい?
「と、いうわけなんですが。」
と、いうわけなんですね。
「で、また、「刀狩」の旅に行くの?」
そう、行くの。
「そうだよねえ・・・。この世界から「武器」という「武器」を「狩って」いるんだから。」
そうなのです。私が提唱しました。
「全世界武器武装銃刀不当所持禁止法」を。
「だよねえ・・・。この100年、銃とか剣とか刀とか、物凄く減ったからね。」
そう、「狩って」、「狩って」、「狩り」まくりました。
「で、今起こっていることに対しては?」
ふむ。
「敵」が、わからぬ。
「だよねえ・・・。わからんのよねえ・・・。」
・・・。
「ま、銃刀剣持っているものは、何とか逃げるべし・・・かな?」
そう、それを私が追う。
「じゃあ、頑張ってねえ・・・。で、飯、喰ってく?」
いただきます。
・・・。
この者は、剣聖「バビーン」。あたしと同じような感じに呪われている者。
そう、「全世界武器武装銃刀不当所持禁止法」を「権力者」に提案し、受理された・・・と。
騎士業は消えた。魔導士・魔法使いも減った。傭兵業も限定的になったし。
はてさて、これからどうなることやら。