晴暦3007年、詩篇の魔のエクセプション
晴暦3007年5月。
・・・。
<ほんに、ヤンヤディラは酷な事をしよる。>
<記す事は必然でも必要でもない「詩篇」を纏めおった。>
<それが過去ではなく、現在でもなく、未来でもなく。>
<自ら記しておきながら、反する事まで記しおった。>
<ほんに、「あほう」やで、ヤンヤディラは。>
<うちはな、「例外」であることにより、「例外」が成す事をするまでや。>
<うちはな、いろいろ「手を回した」わ。>
<あの「あほう」が、意図していることは、わからんけど、>
<うちは、うちで、うちなりに、「わるさ」させてもらうわ。>
<「例外」はな、「わかっていても」、「まさか」をおこすもんや。>
<「うち」は、「うちら」とは、「違う」んやで。>
・・・。
<「うち」は、「あの子」に・・・、「偶然」と「必然」に出会った「ユナ」に・・・、「想い」を、「願い」を、託す・・・。>