魔喰鳥、疾風の如く
ある日を境に、細々とした「悪魔」たちの姿が減り始めた。
・・・。
世界は人だけが戦っていたわけではなかった。
そう、草原を疾風の如く駆け行くものがいた。
「魔喰鳥」。
それは、何処から現れて、風を切り、何処かへと姿を消していった。
なぜか、その「魔喰鳥」は「魔」に耐性を持っていたようだった。
今日も何処かで、「魔喰鳥」は草原を駆けているのだろうか?
・・・。
「けきょけきょ、けきょっきょ♪」