双頭白蛇ツインズ
ここは北の極地の大国「クリスタルズ」。

ここは外界とは疎遠になっている。

ここは疎遠と言うか「鎖国状態」であった。

・・・。

「彼らが帰ってきた。」、 長髪の戦歌姫バッフルド・スー・ド・シャープが言った。

「彼らが帰ってきた。」、 短髪の戦歌姫モーニングスター・スー・ド・フラットが言った。

「彼らが帰ってきた。」、二人が声を揃えて言った。

・・・。

「双頭白蛇・・・。」、幻燈サクラの眼は、メルティア、テントーリアの先の二人を見ていた。

・・・。

「ホワイト・ストーク・ツインズ・・・。」、テントーリアが言った。

「かつて昔、異国に渡ったツインズ・・・。」、メルティアが睨んだ。

・・・。

「彼らとは、また違う者も来た。」、戦歌姫バッフルド・スー・ド・シャープが言った。

「彼らとは、また違う者も来た。」、戦歌姫モーニングスター・スー・ド・フラットが言った。

・・・。

「忌まわしき魔を奏でる者、インフィニティ。」、戦歌姫バッフルド・スー・ド・シャープが言った。

「忌まわしい邪を奏でる者、インフィニティ。」、戦歌姫モーニングスター・スー・ド・フラットが言った。

・・・。

「双子たちよ・・・、あの者と対峙するのか。」

・・・。

「そう、対峙できるのは私たちだけ。」、戦歌姫バッフルド・スー・ド・シャープが言った。

「そう、対峙できるのは私たちだけ。」、戦歌姫モーニングスター・スー・ド・フラットが言った。

・・・。

「この龍王が殲滅しようぞ。」

「この龍王が殲滅しようぞ。」

・・・。

「「来た。」」

・・・。

「忌まわしき圧力」が、すぐそこにまで近づいてきていた。