ダイアモンド・ダスト
オーレです。今日は何年何月何日?

・・・。

今、アタシそっくりの「オーロラ」に、アタシとハローとルリムラを近くの村まで、ズルズルと引っ張られています。

アタシは、ぼやーっと空を見ていました。

ちょっと暗いかな?

でも、綺麗な澄んだ空。

・・・?

なんだろ・・・?

・・・。

「・・・なんだ・・・?」、オーロラが聞いてきました。

うん・・・上空に影・・・。

「影?・・・。」、オーロラは、空を見開きました。

「なんだ・・・?」

「・・・。」

「ダイアモンド・ダスト・・・。」

「まずいっ!ダイアモンド・ダストだ!」

・・・。

オーロラはアタシたちを引っ張って雪山の陰に慌てて隠れた。

「通り過ぎた・・・?こいつらが目標じゃ・・・ない?」

「なんだ・・・、何が起きているんだ?」

「ダイアモンド・ダスト」が向かった方向には、暗雲立ち込め、稲光が起きていました。

「何かが・・・起こっている・・・。」

・・・。

オーロラは何かを察知したようですが、アタシたちはまだ、状況を読み取れなかったのでした。