そっくりさんのオーロラ
「何処から来た!?」、オーロラは質問した。
「さむい・・・。」、オーレは、歯をガチガチ言わせながら答えになっていない答えを言った。
「ストレンジャーか!?」、オーロラは質問した。
「にぱ♪・・・、さむい・・・。」、ハローは、寒さで顔が青ざめながら答えた。
「何でそんな薄着をしている・・・?」、オーロラは少し気の毒に思いながら質問した。
「いつもの格好っす・・・。」、ルリムラは、全身鳥肌になって答えた。
「・・・。」、オーロラ、質問に困る。
「ねえ・・・。」
「なんで、お前は私にそっくりなんだ・・・?」、オーロラは、一番気になっていることを質問した。
・・・。
「わ、・・・、」、オーレ、・・・。
「わ?・・・ごくり。」、オーロラ、息を飲んだ。
「わ、わかりまへん・・・。」、オーレは、寒さで虚ろになった目で何とか答えた・・・答えた?
「おいいいいっ!!」
「寝るな!!私一人で三人も担げるはずないじゃないか!!」、といいつつ、三人の胴にロープを巻きつけた。
・・・。
ハロー村までいけるかどうか・・・か。
・・・。
「あの化物に遭遇しませんように・・・。」、オーロラは、小声で祈って、三人を引っ張った。