無二の悪魔の虚無
ここは北の極地の大国「クリスタルズ」の湾。

クリスタルズは外界、諸外国とは隔絶さえている。鎖国である

・・・。

<♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪>

 <♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪>

<<虚ろなる心無し、闇すら敵わぬ無の井戸ありけり・・・>>

<♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪>

 <♪ディラディラディラディラ、ディラディラディラディラ♪ルーーーーーー♪>

<我は一つ・・・>

 <我は無限・・・>

<ここに、我ありけり・・・>

・・・。

「隠し玉かっ!!ファンデメルヴェっ!!」

「呼び込んだのか!!フラン・シー・ドっ!!」

・・・。

「じゃあ・・・」

「なんなのだ・・・アレは・・・」

・・・。

クリスタルズ軍とシーバウス軍の合間に入った「闇」。

それは、「想定外」。

それは、「想定内」。

戦場に「闇」が広がる。

戦場を「虚無」が包み込む。