竹取一閃のカグヤ
<<ヤンヤディラ、ヤンヤディラ>>
<<ヤンヤディラ、ヤンヤディラ>>
<<ヤンヤディラ、ヤンヤディラ、ルーーー>>
・・・。
「「戦力」さん!出番です♪」
ぱぷりかは、ウェブスィーパー内にいる「戦力」に言った。
今、この船には黄昏の姫君「ユラメギ」に対抗できる手段がこの者しかいなかったのである。
「さあ♪」
「あの者を、「斬る」のですか?」
「抵抗できないようにするだけ♪楽勝♪楽勝♪」
「あの者は、ものすごく「強い」ですよ?」
「大丈夫♪大丈夫♪」
ぱぷりかの本音は何処にあるのやら・・・。
・・・。
「戦力」が甲板に上がった。
ユラメギの前に「戦力」が立ち向かった。
・・・。
「「強い」ですね。」
戦力と呼べるものはないと思っていた・・・。
「行きます。」
・・・。
ユラメギの背後に、「戦力」は立っていた。
右手には刀が。
・・・。
「戦力」・・・、太楽の竹取の千年カグヤ。
・・・。
「「強い」方、お疲れ様でした。」
黄昏の姫君は、一閃の元に崩れ落ちた。