黄昏のユラメギ
<<ヤンヤディラ、ヤンヤディラ>>

<<ヤンヤディラ、ヤンヤディラ>>

<<ヤンヤディラ、ヤンヤディラ、ルーーー>>

・・・。

「はへ?」

ぱぷりかは、箱舟船内にてその歌を聞いた。

・・・。

「うあ・・・なんか来る・・・。」

ズドンッ!!

間髪置かず箱舟が揺れた。

ブリッジの眼前にそれが現れた。

「ありゃりゃ・・・黄昏てるなぁ・・・。」

・・・。

黄昏の姫君、ユラメギだった。

・・・。

「さてさて、どうしましょう。どうしましょう。」

戦力と呼べるものはないと思っていた・・・。

「行きます。」



「お?戦力、はっけ~~~ん♪」

箱舟内に「戦力」が残っていた。

「戦力」が甲板に上がった。

・・・。

「戦力」、太楽の竹取の千年カグヤ。

・・・。

「この「戦力」なら・・・勝てる♪」

ぱぷりかは、根拠は無いが確信を持っていた。