失意の悪魔のディスペア
「やあ♪」

魔法少女の頭巾から「それ」は降りた。

「やあやあやあ♪」

「君は面白いね♪」

「インフィニティと互角以上に渡り合えている♪」

「ねえ♪」

「君には「望み」、ある?」

・・・。

・・・ふはははは♪

禍々しい感覚が2つあったのは、その娘と貴様だったか♪

・・・。

「ねえ♪」

「君には「望み」、ある?」

手のひらサイズだった「それ」は、獅子以上の大きさに姿を変えた。

・・・。

「ねえ♪」

「僕は、「虚無」とはまた違うものだよ♪」

「さあ、君の「望み」を・・・、」

「ご馳走させてよ♪」

・・・。

「それ」は、龍皇ハードコアに向かって、巨大すぎる口を開け、襲い掛かってきた。