不敵の魔法少女
「私は!」
「私は魔法少女!」
「正義実行!」
「自分最高!」
「立ちふさがる者は!」
「打ち砕く!」
・・・。
・・・ふはははは♪
面白いことを言う♪
・・・。
さあ、来い!
「魔法少女」っ!!
龍皇ハードコアは、間髪置かず襲い掛かった!!
・・・。
「インフィニティーーータァーーーイムッ!!」
「魔法少女」インフィニティは得物を軽く振り、龍皇の一閃を弾いた。
振った得物は、そのまま大地にめり込み、町並みは崩れ、巨大なクレーターを作り上げた。
立ち上る土煙の闇の中、「魔法少女」の眼がギラリと光った。
そこにはインフィニティとハードコアのニヤつく顔が向き合っていた。
それは、晴暦3007年5月9日のことであった。