誤解の悪魔のミステイク
ここは北の極地の大国「クリスタルズ」。

ここは外界とは疎遠になっている。

ここは疎遠と言うか「鎖国状態」であった。

・・・。

・・・な、なんだお前は!?

「・・・なんだお前は?」

「・・・ん~、それはこちらが聞きたいところ。」

・・・な、んだと?

「・・・ん~、ここは何処なのかな?」

「・・・ん~、なんで撃ってきたのかな?」

ストレンジャーが何を言う!!

「・・・ん~、なにか勘違いしていないかな?」

「・・・ん~、そうだ、勘違いしているんだな?」

「・・・ん~、そうだ。食べちゃおう♪」

私は、オーロラは、ストレンジャーに対し、撃って撃って撃ちまくった!!

カキン、カキン・・・弾切れ!!

「・・・ん~、抵抗は終ったのかな?」

その者の今まで無かった「口」が開いた!

なんのっ!!

狙撃銃をストレンジャーに向けて振り抜いた!

「・・・ん~?・・・!!・・・ゲボアッ!!」

ストレンジャーがその場に倒れこみ、黒い血のようなものを吐いた!

「・・・ん~!バカなっ!」

「・・・ん~、なんだそれは!!」

言うか!!

いちいち答える奴がいるものか!!

予備の弾丸をストレンジャーの「赤く光る所」に撃ち込んだ。

「・・・ん~・・・あ~・・・。」

それは、黒い粉になって消えた。

なんだったんだ?、「あいつ」は。

・・・。

・・・!

束の間の安堵が隙を作ってしまった!

見たことのない服装の黒紫の狐耳の誰かに腹を突かれた!!

「ピガッ!オーロラ!オーロラ!返事をしろっ!オーロラ!」

・・・私は・・・私を呼ぶ声をぼんやり聞きながら・・・意識を失った・・・。