虚無の望みは
ここはとある場所。

ここはとある「世界の最果て」。

ここはとある「虚空の出入口」。

そして、ここには、かの門の「グレード・セブン」がある。

その「グレード・セブン」を取り込むように「虚無」は広がった。

いや、最初からこの姿だったのかもしれない。

<♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪>

 <♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪>

<<虚ろなる心無し、闇すら敵わぬ無の井戸ありけり・・・>>

<♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪ヤンヤディラ♪>

 <♪ディラディラディラディラ、ディラディラディラディラ♪ルーーーーーー♪>

・・・そう、そのとおりだ♪

「虚無」よ!その取り込もうとしているものは何だ!?

「満たされた心」、そう、「私の心」だよ♪

<!>

もう遅い♪

気づいたときには、遅すぎるのだよ♪

さあ、行け!

「永遠の孤独の世界」へ♪

「悪魔」すら恐怖する「世界の果て」へ♪

ギュオオオオオオオ!!

「虚無」は「グレード・セブン」の「導き」に吸い込まれて消えていった。

・・・。

さあ、次はお前たちに番だ♪

「望み無き者は、永遠の孤独を」。

「望み在りし者は、次の世界へ」。

さあ、選べ♪

剣聖ウェイブと大魔女ジャワワは、「ココロ」を見上げ、「扉」に飛び込んだ。

さあ、行け♪

「次の世界」へと♪