虹を架けるティファ
・・・。

圧倒的だな・・・。

「圧倒的ですね・・・。」

・・・。

色を失った空を架ける「虹の橋」。

いや、「虹の橋」はランダムに描かれていた。

・・・。

アレが「大魔女」の威力・・・。

「そうです。天劇の王を圧倒する大魔女。」

・・・。

天劇の王は相手する者の威力によろめいていた。

天劇の王の大きさは計り知れないが、おおよそ150mくらい。

それが150cmくらいの少女に翻弄されている。

・・・。

天劇の王というと500年昔に世界を恐怖に陥れた者。

それが・・・。

・・・。

天劇の王・・・、弱くなっていないか?

「やはり、そうお思いますか?」

・・・。

確かにアレは本物だ。

弱くなっていたとしても、少女「太楽ティファ」の一人だけで何とかなるものなのか?

・・・。

「モカ、これは本命じゃない。」、スプリガンのアーマルタが言った。

何か、来る!