白の龍話師の千年千歳
今は晴暦3007年5月。

ここは、ある国のある場所、ある日の下。

・・・。

私は「龍話師」。

龍と語り、龍を語り継ぎ、龍を護る者。

・・・。

眼前に混沌の闇に沈んでいる古の人型の機械「龍王機」。

その機械に稼動し始めている。

かつての戦争の機械。

かつての大戦争の機械。

その眠りから目覚めるのか・・・。

世界はそこまで切迫されているのか・・・。

・・・。

それもいい・・・。

語ろう。

語り告ごう。

・・・。

私は「龍話師」。

龍話師の「千年の千歳」。

新たなる話を描き伝えよう。