大魔術師リンドン大佐
今は晴暦3007年5月7日。
ここは、某国某機関某会議室。
・・・。
「ズズズズズズズズズズズ・・・!!」
「ぷはっ♪」
!!
各出席者の席に置かれた飲み物を大きな音を出して飲み干したものがいた。
!!
ビクッとした!!
皆がかなりビクッとした!!
・・・で?
「某「魔女っ子リンドン」と言われているこの私は何をすればいいの?」
声が大人の女性で見た目が子供の魔術師が言った。
ふむ。専用の「通行術式陣」を組んでほしい。
「ふふ♪代価は高いわよ♪」
それは何とかなる・・・と思う。
・・・。
私は、リンドン。王立国家「エルデン」の国家魔術師。プロンプト魔術32課に所属。階級は大佐。
幼きころの「魔術式」の失敗により「歳を取れない」という呪いに掛かってしまった。
でもまあ、やることの強引さから、一部からは怖がられているのは確かだわ♪