嵐の中を翔け行く幽霊レイ
ここは、この世のどこかにある「世界の最果て」。

私は、海花ゴースト「レイ」。

そして、ここは、とある扉「グレードセブン」の内部。

・・・。

昔、この「扉」から私は落ちてきた。

ここは、人であろうが、妖精であろうが、幽霊であろうが、平等に暴風が襲い掛かってくる。

真っ直ぐ・・・、飛べない!!

!?

何かが暴風にまみれていた。こんなところに妖精!?

思わず、その手を掴んだ。妖精は目を回していた。

オーレのところの妖精か!!

「こんな所、さっさと切り抜けるよ!!」。