あれが「竜宮楼」!?
ここは、樹海雲のどこか。

あれが「竜宮楼」!?

「え?」、ルーが聞き返した。

「え?」、リーフが聞き返した。

「あなたこの土地の者でしょう?」

初めて見ました・・・。

もっと華やかなものだと思っていました。

「華やかって・・・あれ、「球」じゃない・・・」

「「球」・・・ですね・・・」

「乙姫」様が管理されている塔だって、昔、おばあちゃんに聞きました。

「わたしは旧家の命で「乙姫」を助け出すということで来た。」

「あたしは気象管理施設って聞いてここまで来ました。」

・・・。

「・・・。」

「・・・。」

どうしよう・・・。

「どうしよう・・・。」

「どうしよう・・・。」