あの光は天地を焼く光
ここは、樹海雲のどこか。

わたしは、ルー。

「異常日食」の真っ最中だ。

「くまーーーっ!!」はどこかに消えていった。

なんだ、この暗さは。

月の輪が光っている?

球状の塔、「竜宮楼」が見える。

「何?あの「赤い巨人」は?それに、暴れてるし・・・」

「ああ・・・」

「こりゃ行かないほうがいいかも・・・」

と、共に行動していたリーフが言った。

わたしは、いかなければならない!

あの塔には「乙姫」様が幽閉されている。

ああ・・・。

わたしは、ルー。「絶対のルー」だ。

私の家系の「約束」は「絶対」に守る!