え?なに?・・・
オーレです。

「オーレ、ハロー!天劇の王の頂上まで這い登りなさい!そして本当の竜宮楼の長、「乙姫」の助けるの!!」アリオンが言った!

・・・。

「うふ♪まってましたあ~~~っ♪」アリスが歓喜の声を上げた!

「這い登るって・・・?え?なに?・・・」ハローの様子が変だった・・・。

「・・・ハロー・・・?」アタシは何が起こったのかわからなかった・・・。

「・・・オーレ・・・、痛い・・・。」・・・え?

剣を持ったアリスの通った風がアタシの頬掠った・・・。

「狐は嫌いだ。」アリスが言った。

アタシの顔に何かがかかった・・・。

赤かった・・・。

ハロー・・・。

ハローは天劇の王の麓に出来た大穴に落ちていった。

・・・。

・・・。

「ハローーーーっ!!」

アタシは意識せずに、混乱するままにハローを追いかけて大穴に飛び込んだ。