キティ・オーバーフレーム
「ふふふ・・・」

「こんなこともあろうと!!」

「キティっ!!キティ・ザ・ゴーーーレムっ!!」

オーレは叫んだ!

「にゃ~~~んっ♪」

ヒョコっとオーレのポシェットから、子猫型ゴーレム「キティ」が飛び出した。

「キティ・オーバーフレーーームっ!!」

「にゃにゃ~~~んっ♪」

キティの影が広がった!

「ズショーーーンッ!」っとゴーレムっぽい脚が現れた!

瞬く間にオーバーフレームの全貌が晒された!

「こ、こんなこともあろうと、本家に内緒でコツコツとパーツを作っていたのよ~~~!!」

動揺しながらオーレは言った。

「・・・オーレの部屋で、深夜にガリゴリギショギショと音させていたのはこれだったんだね・・・」

ハローは、ぼそっと言った。

「聞き耳たててんなぁっ!!ばかーーーっ!!」

オーレは耳まで顔が真っ赤だった。

「キティっ!やっちまいなぁ!!」

「にゃにゃにゃ~~~んっ♪」