アーマルタ・スプリガン
「何?その子達?」
「ねぇ、何よ、その子達は?」
「ねぇねぇ、アリソン?」
「なんで・・・なんで・・・「太楽の狐」がいるのよ!」
アリスはアリソンに言い寄った。
「この子達は切り札。」
「私たちのお茶会、ティーカップを砕く、小さく幼いハンマー。」
「そして、この世界の少ない希望。」
アリソンは言い放った。
「・・・。」
「・・・狐は嫌いなのよ!」
「アーマルタ!アーマルタ!」
空が赤くなった。
雲間から巨大な影が現れた。
「妖精?違う!スプリガン!」
<アタシの「毒」が効かない!?>
ハローの懐の「ジ・エンド」がつぶやいた。
「魔王の力は一つじゃない。アーマルタ、その子達を、潰せ!」
「もう一つのお茶会の始まりです♪」