ヒーリング、ネーレ先生
「はいはぁ~い、そこの人ならざる者、眠たくなぁ~る。眠たくなぁ~る。」
ぽわわわわ♪
ここは海花、私は町医者のネーレです。
ここに来る昔は、白魔導士やってました。
ここには、古くから医術に詳しいお医者様が居られて、魔導力と医学を併せ持ったものを修得しました。
今は、そのお医者様は、もう居られません。町医者は私一人です。
今朝はにぎやか、「ジャジャジャジャ~ン♪」
野次馬をかいくぐって、太楽堂へ通じる道を覗くと・・・
あれは・・・
「人ならざる者」・・・
私の故郷を焼いた、我が怨敵。
しかし、ハオが相手している。
何とかできないものか・・・そうだ!
「はいはぁ~い、そこの人ならざる者、眠たくなぁ~る。眠たくなぁ~る。」
「人ならざる者」は、こてん・・・と倒れた。効いた・・・?効いた・・・!周りの野次馬に・・・効いた・・・あれ?