足を大地に着けたその刻から
私はワルキューレ。
足を大地に着けたワルキューレ達の長。
遥か昔、
遥か天井から飛び立った私たち。
そうしてしまった。
そうしなければいけなかった。
私たちが居ぬ間に、天と地を繋ぐ「柱」が全て狩られた。
天には「悪意」が蔓延った。
今、晴天桜花乙姫はどうしているか?
「ふらくたる・ネットワーク」が拡大し、歪み始めている。
何をしている、ふらくたる・デザイナー・・・
私たちは動かなければいけないこのときに、
覇王の「犬」と化してしまっている。
足を大地に着けたワルキューレ達はメモリーが壊れてしまった。残されたのは、ほんの断片。
取り戻さなければならない・・・
取り戻さなければならない・・・