飛の眷属
ここは海花の朝6時16分。海花町役場の総務課の応接室。

アタシはバレリィ。太楽堂海花支店支店長。

「ドオオオオンッ!!」・・・

ウチの店の前・・・ハオ?ハオね。

ハオはハオで「客人」相手・・・か。

さて、と。

あっちも「怖いモード」になっちゃっているし、仕方ないか・・・

「もしかして、アレやるの?太楽・・・さん?」

ごめんね♪町長さん♪

請求は「大全太楽堂本舗」へ♪

「怖いモード、発動・・・」

爪先で「こんこん」っと自分の影を小突いた。

影から「黒い何か」が飛び出し、私を包み、姿を変えた。

きっと、ハオもこんな感じね。

さぁ、ワルキューレ。事を済ませましょう。

「うん」

・・・

5分も経たずに円筒形の建物が連なった海花町役場はガレキと化した・・・