守護者のジャナジャルディ
ここは海花の朝5時半。海花町役場の総務課の応接室。
「いやいや、太楽さん、朝早くから申し訳ありません。」
いえいえ、こちらも「例の件」でご迷惑おかけしております。
「本当に大変なところ、お越しいただいて。」
詳しいことはいえませんが、こちらも戸惑っておりまして。
「で、朝早く来ていただいたのはその件に関してなのですが、お会いしたい方が居られて。」
お客様ですか?
「ふむ。客人とはちょっと違うかな♪」、応接室にその方が入ってこられました。
あなたは・・・トロア国の・・・
「ジャナジャルディである♪」
「先日は世話になった。というか、命拾いした。本当に助かった。」
「で、例の件で国王命令が下って、我が国の龍王を救ってくれた御社の警護をせよ!と。」
「そして、私は海花太楽の警護を所望した。」
「私のゴーレムをこの町に配備した。微々たるであるが力添えになると思って。」
あの巨大なゴーレムをですか!?数は?
「いやいや小型タイプで数は5000機。」
5000・・・って、町の住人の数より多いですよ。
「気にするな♪サービスだ♪サービス♪」