衝撃波のマスカダイン
「・・・そう、そうだ。必ず撃ち落せ。」、そう、カフアは指示を出した。

「・・・マスカダイン・・・?」コナがそっと耳打ちした。

「言えません。」

「くすん・・・」

「泣き落としでも言えません。」

「ぬはは♪やっぱり♪」

見えない衝撃波が、鏡の戦巫女と猫忍者達を撃ち落していた。

それでも、起き上がって追いかけ続ける。

「ああ、あのタフさもゴーレム説は正しかったのかもね~」

コナは、そうケタケタといいながらカフアの逃走経路を軽々と疾走した。

腐っても「大全太楽警備保障」・・・しぶとい。