蒼鬼カフア
「太楽コナぁーーー、覚悟ぉーーーっ!!」
ローズマリーの剣を拭う様に狂兎ジェレイドがコナの懐に入った!!
「やっぱりダメ?」
「ダメだね♪」
コナの装甲服に剣先が刺さっていた・・・
「覚悟が足りないな、狂兎。」
コナとジェレイドには隙間がほとんどなかったのにそこに剣が割り込んだ。
ジェレイドの盾は割れ、ジェレイドは隣の建物にめり込んだ。ジェレイドは白目をむいていた。
「コナ大叔母様。モカ大婆様がご立腹です。お戻りください。」
オーレたちの母、カフアは燐と言い放った。
空を舞う鏡の巫女達は、遥か彼方から狙撃を受けていた。
「やっぱり怒られるかな・・・?」
「そうでしょうね。」