狐火砲って知ってる?
ヨウコ。私の名前。
「妖狐」と勝手に当て字があてがわれているの。私は、太楽の登鴎(とおう)のヨウコ。
母がいつもお世話になっております。
母は、大全太楽堂本舗副総裁太楽コナ。目立つ野心家です。
私は「狐火」を使います。
「狐火」って知ってます?
そう、あの怪しき妖炎。
私はアレを使います。
撃ち込むのですよ。この魔法杖のような「カタパルト」で。
人には対して威力はないのですが、
あのオウカナ城のような、「魔導防壁」みたいなのには強烈に効き目があります。
このように「ぱしゅっ!!」っと撃ち込みます。
・・・
「パアアンッ!!」
ほら。魔導防壁が花火のように砕け散るのです。きれいなものです。
あとは大砲でやりたい放題です。
ほら。鉄壁の城門が落ちた。