天劇の王
昔々、ちょうど500年昔。
「隣の世界」から「難民者」たちが流れ込んできた。
困ったのは「隣の世界の王」すら「難民者」に含まれていた。
それはそれは一越えで山をまたぎ、一踏みで湖を作るほどの大きさ。
その者の名は「天劇の王」。
世界はあらゆる手を使って排除を試みた。
しかし、どれも決定的な結果は得られなかった。
その中で奇跡が起きた。
いや、奇跡と呼べるかどうかすら怪しい。
何者かが、追い返すことに成功したのであった。
何者かもはっきりしていなかった。
ただ、その事変は「アリアリアの夏」として残ることになる。
なぜ、今、「天劇の王」の話が出てきたのか?
それは、某魔女が「天劇の王」のレプリカを所持していたのであった。
レプリカは一個人が所持できるものなのだろうか?
そもそもレプリカは誰が作り出したのか?
謎は深まるばかりである。
・・・
な~んてね♪
「さあ!天劇の王よ!500年昔のしたかったことをなさいな♪」