東の空の龍王さま
スーリア国とトロア国の国境沿いにある巨大迷宮のような「白の塔」図書館。
その図書館に茶菓子をせがみに来る龍王「羽王ういん」。
スーリア国のどこかの空からパタパタと飛んできます。暇人です。
「イドちゃん、お茶菓子、ちょお~だぁ~いっ♪」
「あら?今日はお客さん多いのね?太楽?ああ、「あのモカちゃん」の太楽ね♪」
龍王ういんは、ケタケタと笑いながら、お茶とケーキをほおばっていた。