暴嵐のアリス、
ここは竜宮楼の秘密の花園。

「あら?お茶会会場ってここじゃなかったの?」

いいえ、ここよ。

「長い時間待ってたの♪」

そう、あなたが来るのをそれはそれは長かった。

「あそこは暗くて寒いところだったわ♪」

ずっとそこにいればよかったのに。

「ずっと?」

そう、ずっと。

「ねぇ、ココロ♪あなた・・・そろそろ引退しない?」

アリスはニヤニヤとしながら、「絶命の泉」をチラチラと見せた。