「世界の卵」は見つかったかい?
え!?
「「世界の卵」は見つかったかい?」声が聞こえた。
だれ!?
「まだ見つけていないのね♪」また、声が聞こえた。
「正面です」ペンギンさんが言った。
アタシ達は目を凝らした。
何かぼんやり見える。でもはっきり見えない。
「愚かな愚かなアルビオン♪」
「だまれ!悪魔の末端!!」ペンギンさんが怒鳴った!!
「くくく♪やっぱり愚かなアルビオン♪」
「この世界に神も天使も存在しない♪ただあるのは邪な心だけ♪お茶会に集うのは邪な心だけ♪」声が遠くなった。
「急ぎます!」ペンギンさんはかなり動揺していた。そんなペンギンさんを初めて見た。
本当に急がないといけない気がしてきた。で、「どこ」へ行くのかいまだによくわからなかったりでした。