頭隠さず、尾も隠さず
ハオです。

大衆食堂「猫福亭」で抹茶アイスを食べていました。

うぅ~ん、ちべたい♪

ふむ。もうちょっと休憩。

「ボフッ!!」

突如厨房に黒い煙幕が炊かれてしまいました。

「敵襲!!敵襲!!」

猫ウェイトレスどもはニャーニャー!!と騒ぎ立てました。

店内が煙まみれの中、光学迷彩をした赤い耳と尻尾がアタシの横を通り過ぎようとしていました。

(ねぇ、ミンミ。あんたはいつもこんなことやってるの?)

「(こうでもしないと他のやつらのマカナイが喰えないんよ・・・)」

(生存競争は激烈ね・・・)