ハーピーミロン
この世のどこかにある「世界の中心」。

地平線までただただ広がる高原を見上げると果てしない空も広がっている。

人影が降りてきた。

ミロン?ミロンではないですか!

海花にたまにいたりする人。

「あらあら、こんなところで出会うなんて♪空に上りたいの?」

うん。

「この空はね、どこにもつながっていないの。私?私は特別だから♪」

「そうね。こんな小さい扉を探しなさい。」身振りで小さい四角を表現した。

「そこに暇人な龍王がいるから。」