忘却の彼方の妖精王
ハローです。

検閲所での揉め事にオーレは巻き込まれました。

僕は日陰で麦藁帽をぱたぱた扇いでます。

ふと、頭の上の妖精が「フーーーッ!!」と言いました。

目の前に帽子をかぶった妖精がいました。

「あら?あなた、私が見えていますの?これはステキな出来事です。あなたの妖精は特殊な方ですね。」

「あなたは3歩歩いたら私のことを忘れます。だけど私の名前は覚えておいて。私の名はアリス。ロード・オブ・フェアリーのアリス。」

その後、3歩歩きましたが、僕はアリスのことは忘れませんでした。妖精王が、彼の地で僕たちを救ってくれる時まで。